昨日ご紹介したラーメンの補足をしておきます
ここの味は
私が40年も前に
東京で出会った、我がライブラリーの中でも最高の１杯でしょう。
そのお店は
板橋区の環状７号線沿いにあった
伝説のラーメンなのです
その伝説とは
一晩に２０００杯の
売上げを記録した事でしょう
夕方 ５or６ 時から始まり
翌朝 ７or８ 時間での、完全に深夜営業でした
ですので客は
長距離トラックやタクシーの運転手さんがほとんどで
深夜のお店の前の環７通りは
トラックとタクシーの路上駐車の大行列ができる店としても
有名でした。
以上の文章が全て過去形で終わっているのは
その後、いつの間にか
お店が無くなり
消息も途絶えてしまいましたが、今年の春
これまた１０年間
消息の途絶えていた
友人（彼はそのラーメン屋でバイトをしていた）が
あの味と共に帰って来たのです。
そいつが言うには
「宮崎市内で
あの味に会えるよ。｣…でした
学生時代に
憧れた女性と再会するような気持ちで
会いに行きました
居ました、昔のまま美しい彼女です
見た目は同じでも
中身は？
不安げにスープをすすると
やはり時間の悪戯か、記憶の色褪せなのか
多少の違和感はあれど
当時の純情さを
浮かばせて、私を迎えてくれたのです
けっして、ラブ・ストーリーではありませんよ
ラーメン好きのあなたになら
理解できるでしょう
しかし、これはもはや、私とこのラーメンの
『ある愛の詩』なのかも
しれません
ちなみに
当時の店名は【土佐っ子ラーメン】で
宮崎のお店のご主人は
東京のお店とは何の関係もないそうです。
私にとっつてはどうでもいい事ですが、再び味わえる事こそが
とても素敵な奇跡なのです。
【宮崎 観光 美味ラーメン５００円台】の場を借りて
他県のチェーン店で
しかも一杯６２０円と
タイトル無視のアウトローな記事になってすみません。
それでも御紹介したかった
私のライブラリーの【初恋のラーメン】は、あなたにはどんな味としてファイルされますか？
では、お店までのキーワードをだしましょう
【競馬場跡】【大島通線沿い】【某携帯電話会社】
サービス（最寄りの交差点）
2013-10-18 16:29
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